2010年10月

 

深まる
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冷たい風に秋深まるこのごろ。

 

 

 

 

 

 

 

しごと
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 今月は住宅浴室の改修に伴う解体と基礎工事や町営住宅改修の調査と打合せ。


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 他にも、町道拡幅工事の着工準備に現光寺庫裏解体の調査と打合せを行いました。
こちらの建物は築100年以上の物で、空き家になってから4年近くなるとの事で、老朽化も進み、重要建物も
近接している為、慎重な解体を熟知したメンバーで作業に当ります。

 


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 そのほかにも、小学校の設備修繕や現光寺の整備に町内水道メーター取替え、また防火水槽転落防止
柵設置の調査とご報告など今月もあれこれとしごとをさせて頂きました。
ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

響く
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 先日、小学校のオープンスクール(学校開放)での催しに和太鼓の演奏を致しました。
20年位前に笠置元弘太鼓保存会として約10年間活動しており、今回小学生が太鼓に取組んで
いると言うことで、オープンスクールでの発表に合わせて元弘太鼓を演奏してほしいとのご相談に、
「メンバーが集まるかどうか」「披露できるような演奏が出来るか」と躊躇しながらも当日参加できる
というメンバーが集まったのが約1ヶ月前。
今回限りと皆で確認しあっての練習開始。曲のほうはなんとか体が覚えておりましたが、10年ぶり
の太鼓の練習はやはり好調とは行かず、でも楽しい時間を味わいました。
私たち素人演奏の集まりですが、プロのミュージシャンも若かりし頃のグループ解散後、時を経て、
もう一度バンド再結成をされる心情が(事情は色々あると思いますが)何となく分かる気もします。

 

 当日は気付かれるミスもなく演奏でき、メンバーのどの顔にもこれっきりの安堵感と達成感が表れ
たいい笑顔だったように感じました。

 

 秋晴のその日は小さな学校に、懐かしい太鼓と子供たちが打つ新しい太鼓が響き渡り、打つ者、
聴く者の心にもまた響いたことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ほどほど
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 このところ読んでいた本の中に「ほどほどに」という言葉で表現された内容で共感しておりました。
こうして思うと、この「ほどほど」とはいかにも曖昧な日本語で、意味とすれば、「適当な」といった
ところでしょうが、この適当と言うのも会話の中では「テキトー」と使い、いい加減な様を表すようで、
この「いいかげん」もまた良い頃加減と意味する実に日本語の難しいところでもあり、日本の誇らし
い文化だと思います。

 
私も日々の経営では正確な数字と係り、また数字に囚われ何かとプレッシャーの掛かる生活ですが、
この「ほどほどに」を意識すると気持ちに少し余裕が出るような気がします。
程ほどにするとは、控えたり、抑えたりといった意味合いと同時に、これぐらいはと甘んじて緩く捉える
事もできるので、どちらかと言うと緩めて考えるほうが気持ちも楽になると思います。
何事もあんまり我慢せず、みんなが自分の「ほどほどさ」を意識すれば。
ほどほどに働き、ほどほどに稼ぎ、お金もほどほどに使い、ほどほどに食し、ほどほどの暮らしをおくる。
これは適度な消費と健康にも繋がり、景気もよくなるかも。

 
今後日本は人口が減り、経済規模も縮小すると言われています。
これからを考えるものさしの一つに、この「ほどほど」がキーワードになるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

読む
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 今月の本


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  気楽な気持ちで、いつも通り。

 

 

 

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創想綴り

職場や生活において
感じたままを綴ります。

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