2021年10月

10月 神無月

小景
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和風建築の美しい線

 

 

 

 

 

 

しごと
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今月は京都府大山崎町での竹林整備から着工。
此方の現場は3年前に整備をさせて頂きました竹林で、今回2度目の作業をご依頼頂きました。
前回の整備からはお施主様自ら管理をされていたようで、所々に伐採集積された竹の粉砕処理と
新たな間伐に、近隣へ支障を及ぼす竹の伐採処理を行いました。

(施工前)  

(完 成)  

(作業風景)  

前回同様に美しくなった竹林を大変ご満足頂きました。

 

また他にも奈良県橿原市より竹林の一部伐採と粉砕処理を実施しました。
此方の現場は急斜面に密生した竹が道路側やお家に倒れるなどからの今回幅3m程を伐採して
現地で粉砕処理を致しました。

(施工前)  

(完 成)  

(作業風景)  

伐採を進めると竹林の中に枯れた樹木もあり危険な状態でしたので伐採しました。
このように竹に限らず樹木の場合、強風で倒れ被害を及ぼす可能性があり、特に枯れ木などがあると
危ないので、竹が密生して分かり辛い所などは管理がしやすくなる様に整理伐を施す事をお勧め致します。
鬱蒼としていた状態が綺麗になって、お施主様にも大変喜んで頂きました。

 

その他にも京都府発注工事の竣工検査を受け無事に引き渡しを行いました。
検査では工事の仕上がりや複雑な施工に伴う独自の工夫と安全への取組などに高い評価を頂きました。

 

また他にも現光寺にて秋の特別公開に向けた境内整備や、お家の中の不具合をご相談されて伺いました。
内容はトイレ臭突換気扇の故障や蛇口の水が止まり切らない等、調べたところパッキンの取替で済むものや
器具本体の取替えが必要な修繕でした。この様にお家の不具合は経年と共に生じてきます。
当社が施工可能なものは勿論ですが、どの様な状況でも適切なご提案をさせて頂きますので、先ずはお気軽に
ご相談下さい。

今月もあれこれとしごとをさせて頂きありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印象
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先日、新聞の投稿欄に“「歯がいっぱい」胸突く園児の声”と
何やら興味が湧く題が目に留まり、内容を読み進めると、ある保育士さんからの
投稿で勤務先の保育園での出来事から、天気良い日に園庭で子供たちと
歌を歌って楽しんでいた時、ひとりの子供が先生のマスクを
いたずらでヒョイと外したら、前で歌っていた3歳の男児が
目を丸くして「先生、歯がいっぱい」と言ったそうです。

保育士さん曰く、この1年半ほどマスクで口元を覆った顔で対応しているので
3歳の子供にとって家族以外で身近な人の口元を見るのが
驚くほど新鮮な事だったのでしょうかと綴られていました。

この子供たちが卒園後に先生たちと会わなくなったら
その後の人生において、「先生の顔ってどんなんやった?」
といったことにならないかと思うのは考え過ぎなのでしょうか。

今現在、感染症拡大を防ぐのにマスクの着用が効果的とされていますが
いつまでマスクが必要なのか。
子供たちが先生の顔を思い出す為にも
早急な回答を望みます。

 

 

 

 

 

 

 

取組み
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只今当社では働き方改革に伴う休日及び給与改定に取り組んでおります。
その一つとして週休2日制の導入を検討しており、所謂企業とされるところや
官公庁などは随分前から導入されていますが、私共の様な中小零細の建設業では
業界全体を見ても3割程度の実施に留まっている現状があります。

正直、現場作業では天候の影響を受けるので実施は中々難しいとされており、
その昔、私がこの仕事に就いた35年前当時は雨で作業が中止になると
その替り休日に働くことも常態でした。

流石に正月休みはありましたが、GWやお盆、年末も工期に追われている時は
現場は動いていたように思います。

当社100年を超える営みの中にも正しく先人方が休まず働き、
国土の復興や高度成長に尽力された歴史があり
そういや先代の父も、私が子供の頃は日曜日に必ず休んでいた記憶がありません。

その後は雨天時の作業も内容を工夫する等で日曜祝日は休むようになりましたが
週休2日は現場で働く人達には厳しいと常々課題としながら考えおりました。

今回の改定で休日が約45日増え、加えて今まで取得出来ていなかった
有給休暇を勤務年数に応じた日数を付与することで、計画的に充実した休日を
過ごし、仕事にも活かせるよう社員たちと話し合っております。
工事の工程や原価にも影響が表れる懸念はありますが、新たな発想と工夫が
生まれると期待しております。

 

勿論今まで通り、お客様との面談や緊急作業等には対応致しますが
2022年より仲川組は“休む”ことへ少し舵を切って参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

読 む
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今月の本

 

労わりながら
気楽な気持ちで、いつも通り

 

 

 

 

 

 

 

創想綴り

職場や生活において
感じたままを綴ります。

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