濡らす
…………
いよいよ鬱陶しい季節に、我が家の前の川では蛍が飛び始めました
しごと
…………
今月は先月より引き続き京都府宇治市で駐車場整備を施し無事完成お引渡し致しました。
宇治市の景観計画区域内でもあり、駐車場を整備する際にもフェンスの色や構造物の形状等に制約が設けられ、お施主様のご要望に沿った内容を立案設計し、協議書の提出に決済を経て現場の着工までは随分とお時間を頂戴しましたが、快くご承諾頂き周辺にも調和のとれた仕上がりに大変ご満足頂きました。
(施工前)
(完 成)
<7年前当時の様子>
7年前に竹が鬱蒼としたところを伐採整理させて頂いた後、お施主様ご自身で防草シートを敷設するなどの管理をされていた敷地と隣接する農地も含め既設の分と合わせ35台収容の月極駐車場に整備を致しました。
竹林整備から駐車場整備までご依頼賜り、この度のご縁を感謝いたします。
当社ではお客様のご要望に沿った最適なご提案から携わって参りますので、住まいのご不便や修理、敷地の活用や構想等々、どの様な事でも先ずはお気軽にご相談下さい。
他にも樋の修繕や竹林整備のお問い合わせに伴う調査ご報告など。
今月もあれこれとしごとさせて頂き、ありがとうございます。
遺す
………
先日、琵琶湖から京都へ水を運ぶ琵琶湖疎水が国宝・重要文化財に
指定することについて答申が出されました。
資料から琵琶湖疎水とは明治中期に大津市から京都市まで約30㎞の水路を築き
京都のまちの産業や文化を支える都市基盤施設で、当時の土木技術の粋を集め
世界的に高い評価を得た、類い稀なる構造物であると評されています。
この莫大な工事費を要する壮大なプロジェクトに抜擢されたのが
当時最新の技術や知識を学んでいた田邉朔朗さんという21歳の若者で
測量を担当しておられたのも島田道生さん当時33歳というから驚きです。
当時の工事は勿論人力作業が主で、第一疎水が完成するまで5年を費やし
延べ400万人の作業員を動員したと記されています。
明治以降の土木構造物で国宝となるのは初めてだそうです。
国宝・重要文化財とまではいかないまでも、わが町の笠置町や隣の南山城村にも
土木遺産に認定された構造物があります。
石材と煉瓦で築かれた橋台と橋脚を持つトラス橋は1897年開通当時のままです。
他にも下の川橋梁(トレッスル橋梁)は現存する国内最古の橋梁らしいです。
また南山城村にある大正8年に築造された大河原発電所は
仕事でもよく訪れるところで、上流の堰堤は修繕にも携わっております
この様に先人が築いた身近にある構造物が宝として認められたことに
ものづくりに携わる一人として誇らしく感じます。
因みに芸術家の岡本太郎さんが手掛けた“太陽の塔”も重要文化財に指定されました。
おめでとうございます
読 む
…………
今月の本
季節の雨は恵みと思い
気楽な気持ちでいつも通り