7月 文月
暑中お見舞い申し上げます
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暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛下さい
しごと
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今月は3月に巻上げ装置の故障により中断しておりました高山発電所取水口制水門のワイヤロープ修繕を再開し、
無事完了引き渡し致しました。3月の時点で新しくワイヤロープの取替えを完了し、あと端部ソケットを加工し取り付けゲートを所定の位置まで降ろし調整する作業だけでしたが、思わぬ機械の故障で中断を余儀なくされ、故障部品もかなり古いものでしたので、メーカーによる部品の製造修理に4ヶ月を要しました。
ワイヤロープの修繕は特殊作業ゆえ専門の業者に依頼していた為、中断後は職方さん達も各地へと分かれておりましたが、再開にあたり当初メンバーが集結し無事に完了いたしました。
連日猛暑の中での作業に携わって頂きました皆さん、大変お疲れ様でした。
その他にも笠置町発注工事の道路改良工事に着手しました。
此方の現場は路肩の擁壁構造物と水路工、アスファルト舗装工を施します。
狭小な現場ですが地域の生活道路であり、現場を迂回する場合は随分と遠回りになる為、作業中も車両一台の通行を確保しながら進めております。
最終工程のアスファルトの全面改修については夜間通行止めをして行う予定です。
通行者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご協力の程宜しくお願い致します。
他にも、かさぎゴルフ倶楽部管理棟の大型シャッター動作不良の調査と駐車場整備のご相談に伴う調査計画や
関西電力水力発電所の塵芥処理受注に伴う計画書作成と打合せなど。
今月も沢山のご依頼を賜り、ありがとうございます。
届く(ける)
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先日、とある記事に“デンマークの街からポストが消える?”が目に留まり
何ごとかと読み進めると、国営郵便局が2025年末に郵便配達を廃止するとの事。
デンマークの国営郵便局では2000年以降の手紙の量が90%以上減少しているそうで、
電子メール等のデジタル化が進んだことが理由に挙げられています。
確かに私たちも近頃は資料の送付もメールに添付するのが主流になりつつあり、
先日もお客様宛の暑中お見舞いハガキも枚数が多くあるので窓口に出しましたし、
ポストに投函するのは稀に届く返信用の出欠はがき位で、
それも段々と電子メールに変わってきています。
街中のポストから手紙やハガキを収集する作業は大変なコストだと思いますが
身近なポストに懸賞ハガキや想いを綴った手紙を投函するときのドキドキ。
手こそ合わさないまでもポストの前で参拝の如く、
祈る行為は時代の変化と共に無くなっていくのでしょうか。
日本では和歌山県や沖縄などに海中ポストがあり、富士山頂ある期間限定の郵便ポストからも
手紙を投函でき相手に届くという、頑固なまでに殆ど変わらぬ赤いフォルムと集配作業には
哀愁すら感じます
読 む
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今月の本
危険な暑さが続いていますので決して無理せず
気楽な気持ちで、いつも通り